日本の職人芸 水中花火「三国花火大会」

夏の風物詩と言えば花火ですね。

好きな人に告白したりなどの淡い思い出がみなさんにもちらほらと、、、。

そこで今回はカップルにオススメのとてもきれいな花火を見られる花火大会をご紹介いたします。

毎年8月11日に福井県に位置する三国サンセットビーチで開催される、「三国花火大会」をご紹介します。

名物「水中花火」

「水中花火」とは水上の台船などから点火した花火を水中に向かって斜めに打ち込むものです。

しかし、三国花火では三台の水中花火船から、火をつけた花火玉を花火師が直接投げ込んでいます。

これはかなり危険を伴う花火ですが、花火師の方々はきれいな半円を描く美しい花火を見ていただけるように力を尽くしています。

花火の種類

もちろん花火師はプロであることからお客さんを飽きさせないように工夫しています。

水中花火のほかには重さ70㎏もある20号玉(二尺玉)をはじめとし、他に10号玉(尺玉)、7号玉と続いていき、有名なナイアガラなど、これらの花火約10,000発が真夏の夜空を美しく染めます。

三国花火大会の歴史

三国花火大会は当初、京福電鉄が開催していたものであり、その後京福電鉄と三国商工会が中心となり、昭和42年(1967年)まで続きました。

しかし、翌年の昭和43年に石油備蓄タンクが建設されたことにより、引火による爆発の危険性が生じたため、昭和55年まで中止となってしまいました。

その翌年の昭和56年から石油備蓄タンクがなくなり、民間の有志の方による実行委員会形式で大会が復活し、今年で38回目を迎えます。

三国花火大会の花火師

三国花火大会の花火師は明治32年創業というとても歴史のある花火店である、長野の伊那火工堀内煙火店さんが行っています。こちらは長野オリンピックでも打ち上げを行った花火店です。

毎年、三国花火大会のために手作りで花火を製作しており、またその中には三国花火大会でしか見ることのできない花火もあります。

総勢30名の花火師が、花火を見ている方に喜んでもらえるよう、命がけで従事しているのです。

まさに三国花火大会は日本職人の「技術の結晶」とも言えます。

Opinion

真っ暗な海の上で次から次へと打ち上がる花火は福井県だけの絶景と言ってもよいでしょう。

水中花火をまだ見たことがないという人もこれを機に体験したことのない音と、花火に興奮してみてはいかがでしょうか。