世の中に革新を与える「ほんもの」を

What's up
  • 実は熊本県は日本一のスイカ生産地
  • 見た目より本来の目的である味を重視
  • 利益の一部は熊本の復興の寄付へ

「ほんもの」のスイカジュースとは

今、熊本県で新たなジュースが生まれている。それが次世代スイカジュース「ほんものスイカ™」だ。

これを手掛けているのは熊本県のベンチャー企業「ほんもの株式会社」であり、「果物の消費概念と流通に革新を」というコンセプトを掲げ、制作・販売を行っている。

実は熊本県は日本一のスイカ生産地である。そのスイカを丸ごと一つ使い、丁寧に手絞りで搾取し、一滴の水も加えず、会社独自の製法でスイカのくさみが一切残らないようにしている。蓋(ふた)を開けた瞬間にあの何とも言えない夏を思い出すような懐かしいスイカの匂いが漂い、飲めば高級ジュースのような上品な舌触りが口全体に広がってくる。

では会社の名前やこのジュースにも記されている「ほんもの」とは何なのだろうか。果物・野菜業界では店頭での販売のために見た目重視のものを出荷しているという現実があるそうだ。しかし、ジュースにすることにより、色、つや、形を気にせず、生産者は本来の目的の「味」を重視して生産が出来るようになる。もちろん完全無添加、無着色、無香料であり、上記に書いたような製法で作られたジュースはまさに「ほんもの」だ。

また、丸い形だと出荷時に箱詰めする場合、どうしても余分なペースが出来てしまい、流通に少なからず支障が出ていた。しかしジュースのような液体状にすることにより、どのような形の容器にでも入れられ、流通が加速されるようになり、流通以外にも購入者が持ち運びやすくなるなど、様々なメリットも生み出した。また、液体にすることで本来のスイカより長持ちできるようになり、従来のスイカの最大の問題点とも言える、スイカの種を取り除くなどの面倒な作業も解消された。

これらのことから子供からお年寄りまですべての方が楽しめる革新的なジュースとなっている。

なぜスイカに目を付けたのか?

この事業の代表を務める村田さんは社会福祉などに興味を持ち、社会に何かしらの形で貢献することを望んでいた。ある日、友人に送ってもらった海外で人気の「ウォーターメロンウォーター」というスイカジュースを飲んだ際、本来のスイカとかけ離れた味に驚いたそうだ。そこで、スイカ生産が全国一であり、震災から復興中である熊本県という地を選び、事業に踏み切った。熊本県の復興とスイカのリブランディングを目的として。

今後の展開

 販売場所

現在はネット販売を中心に行っているが、今後は自社と他社のECサイトや営業により可能となった熊本県の量販店や、飲食店での販売、更にはスイカを原料とする事業会社への提供を進めていく方針だ。

今後の事業展開

知名度を上げ、商品数を多く展開していきながら、リブランディングを通して社会福祉へとつなげていく狙いだ。また、熊本県だけでなく、全国を視野に入れている。

熊本の復興のために

代表である村田さんの社会福祉の想いにより、この事業での利益の一部は熊本の復興の寄付へと充てられている。また寄付以外にもジュースに使われているスイカは熊本県で採れたもののみを使うことで、熊本の農家のブランディングも狙っている。

Opinion

このスイカジュースはクラウドファンディングでも注目を集め、当初の目標の金額を大幅に上回るお金が集まったそうだ。今後は、全国でも販売していくので注目が集まるだろう。是非今年の夏は「ほんものスイカ™」を飲んで、涼しく夏を過ごそう。